Multicore Association、SHIM 2.0をリリース│マルチコア向けツールの標準化に前進

2019年1月21日 – Multicore Association™(MCA)は、SHIM(Software/Hardware Interface for Multicore/Manycore)プロセッサーの最新版を発表しました。MCAは、マルチコアプロセッサ実装のための製品最適化基準を開発する世界規模の非営利団体です。2015年、既存のソフトウェアを新しいハードウェアへ実装するプロセスを加速するツール・SHIM1.0をリリースしました。今回は、改良版となるSHIM 2.0をリリースし、パフォーマンス推定の精度向上など様々な機能が強化されています。

SilexicaもSHIM基準をサポートしており、今後も更なる基準の拡大が期待されます。

 

SHIMは、ソフトウェア設計用のアーキテクチャ記述の標準化を目的としています。(ハードウェア設計の際に使用されるIP-XACTに類似)SHIMの標準化対象には、プロセッサコア、アクセラレータ、メモリ/キャッシュ、コア間通信チャネルなどが含まれています。

SHIM 2.0には、ヘテロジニアス・ファンクショナル・ユニット、パイプライン効果、32ビット対64ビット、およびSIMDを含む最先端のプロセッサに対応している。これらの機能によりDSPやハードウェアアクセラレータ、およびソフトコアに対しても記述が可能になります。 また、SHIM 2.0は消費電力のより正確なモデリングも対応しており、個々のプロセッサやクラスタで異なる電圧や周波数の使用が可能になっています。

SHIM・議長 Masaki Gondo氏のコメント(Software CTO/eSol GMも兼任)

「SHIMによる標準化はパフォーマンス解析やハードウェア・モデリングなど様々なツールに対してメリットをもたらします。パフォーマンスに関する情報は、パフォーマンス分析および最適化ツールや自動並列化コンパイラなど、ほとんどのソフトウェア開発ツールにとって重要です。」

Silexica・CEO Maximilian Odendahlのコメント

「ヘテロジニアスマルチコアの更なる需要拡大と共に、SHIM 2.0は最先端の組込みコンピューティングの開発オプションとして確固たる位置を築いていくでしょう。Silexicaも既存モデルの機能を維持しつつSHIM 2.0の基準に準ずる使用へと変更を進めていきます。」

Multicore Associationへの加盟などございましたらお気軽にお問い合わせください。また SHIM 2.0の仕様は、SHIMのHPからご覧になることが可能です。(http://www.multicore-association.org/workgroup/shim.php)

 

Multicore Associationについて

Multicore Associationは、マルチコア関連の事柄に対し中立的な立場から議論を行っています。詳細についてはwww.multicore-association.orgをご覧ください。

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Silexicaは、自動運転車や無線通信などの様々な業界のグローバル企業のビジネスに対しソフトウェア開発ソリューションを提供しています。弊社のSLXは、ソフトウェアの挙動解析を行い、ソフトウェア効率化や実装をサポートします。
2014年にスタートしたSilexicaは、ドイツ・ケルンの本社に加えて日本とアメリカにもオフィスを構えています。現在までに2800万米ドルの資金調達を実施しており、ADASシステムなどを用いた自動運転車開発や5G通信基地局などの様々な業界のグローバル企業のビジネスをお手伝いしています。