FPGAとC/C++の新機能を追加したSLX 2018.10をリリース

2018年10月23日 – Silexicaは、マルチコア開発ツール・SLXの最新バージョンをリリースしました。最新バージョンでは、SLX for FPGAおよびSLX for C / C ++に関する新機能が多く追加されています。

SLX for FPGAは、Xilinx社のSD SoCの開発環境との親和性が更に高まり、HLS(High-Level Synthesis)フェーズの前段階でHW化できる箇所とSW化すべき箇所の探索を迅速かつ正確に行うことができる業界唯一のツールになっています。

SLX for C / C ++は、サブオブジェクトのレポート作成や変数の共有解析を提供する新機能を加えています。最新のHWプラットフォームであってもユーザのソースコード理解を手助けし、手動でのコード解析を減らすことで設計時間の短縮を実現します。また、ルネサスR-Car H3とRISC-Vを含む多くのプラットフォームモデルも追加されました。

 

SLX 2018.10の詳細な新機能は以下のとおりです。

 

  • FPGA用拡張版SLX

SLX for FPGAは、ヘテロジニアス・マルチコア向けに最適化を目的としてソフトウェアの相互依存性、アプリケーションのホットスポット、並列化の機会などを解析します。ソースコードのHW / SW分割を可能にし、ソースコードのどの部分がARMプロセッサに留まるべきか、それともFPGAで処理することで高速化できるかといった情報を提供します。さらに、SLXは、マルチコアARMプロセッサおよびFPGAでのソースコード処理を高速化するためのプラグマを生成します。ほかにも、Xilinx社のSD SoC開発環境との親和性が更に高まるようなアップデートがされました。

 

  • C / C ++システムシミュレーションのための変数解析

SLX for C/C++には、配列や構造体の型を正確に把握するための新しいサブオブジェクト・レポーティング機能が追加されました。これにより、ユーザはメモリアクセス・パターンや、データ・バッファの使用および割り当てを最適化することができるようになります。加えて、共有変数解析により、保護されている変数が明らかになり、マルチスレッド・ソースコードの理解度を高める機能も新たに追加されました。

新しいシステム・シミュレーション機能により、マルチスレッドPOSIXアプリケーションのソフトウェアとハードウェアの統合に関する解析が可能になります。 SLXは、スレッド状態、スレッド間同期、システムレベルのガントチャート、およびプロセッサ使用率を提示します。これにより、ユーザに対して、パフォーマンスを向上させるための明確かつ正確な情報が提供されます。

 

  • 自動車プロジェクトにおける静的・動的解析

タスクベースのC / C ++およびAUTOSAR Classicアプリケーションにおけるスケジューリングの最適化を目的として静的および動的依存性解析を利用できるようになりました。スケジューリングの設計段階で依存関係性をテストできるため、アプリケーション自体を変更することなく「what if」分析を実行できます。

 

Silexica HPではSLXの無償評価版をご用意しております。ご希望の場合は、こちらをご覧ください。

 

 

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Silexicaについて

Silexicaは、自動運転車や無線通信などの様々な業界のグローバル企業のビジネスに対しソフトウェア開発ソリューションを提供しています。弊社のSLXは、ソフトウェアの挙動解析を行い、ソフトウェア効率化や実装をサポートします。
2014年にスタートしたSilexicaは、ドイツ・ケルンの本社に加えて日本とアメリカにもオフィスを構えています。現在までに2800万米ドルの資金調達を実施しており、ADASシステムなどを用いた自動運転車開発や5G通信基地局などの様々な業界のグローバル企業のビジネスをお手伝いしています。